部活動紹介

コンクールなどで高い評価!
活動を通して友情と人間性を育もう。

新聞局

文化部
顧問 淺井 史緒
部長 佐藤 真生
部員数 6月13日現在 16名(1年生5名 2年生4名 3年生7名)
甲子園のための号外を発行(2016年8月)
編集会議では次の企画や論説の内容を話し合う
全道高校新聞コンクールで写植部門総合賞(2017年10月)

■「自由と正義」は母校の誇り

 設立は1948年(昭和23)年。記念すべき『北海高校新聞』第1号の「創刊寸言」はこのような書き出しで始まります。「青年は常に真実を求める、あらゆる智性への憧憬と真実の探求は我々のためにあたへられた。虚偽と欺瞞との過去は暗い。惨めな現実は吾々をして真実の探求すら妨げしむる。正義を擁護する事は新聞の特権である。吾々は此の不滅の真理を抱いて、自己の真実を未来の筆に託して送る。…」と。

 戦後まもない時代、言論の自由を求めた青年たちが何度も議論し、推敲を重ねた姿が思い浮かびます。以来70年にわたり、新聞局は「北海生の応援隊」として、その時代の生徒たちに寄り添いながら、歴史を刻んできました。

■夢中で新聞をつくる日々

 試行錯誤を繰り返しながら、局員同士の議論を大切に学校新聞づくりを続けています。例年タブロイド版2・4面のものを5回発行し、学校祭のある7月にブランケット版8面ものに挑戦するのが伝統になっています。
 
【大会について(支部・全道・全国)】
 年3回行われる、札幌近郊の新聞局員が集まる、石狩支部の支部総会・研究会には、積極的に参加しています。10月には全道大会があり、昨年度は旭川市で開催された第66回全道高等学校新聞研究大会に出場しました。提言者や司会として、それぞれが主体的に分科会に参加し、充実した研修を行いました。
 今年度は、7月に鹿児島県で開催され第47回かごしま総文(全国大会)に都道府県推薦枠をいただき参加します。

【コンクールについて】
 全道大会で表彰が行われる「全道新聞コンクール」、全国の「紙面審査賞」にも毎年応募しています。私たち新聞局員にとって賞は目的ではなく、あくまでも日々の新聞づくりの結果にすぎません。しかしながら、作成した新聞が評価されることは励みとなりますし、審査員の方からの講評はよりよい新聞作りの指標となります。

 こうした大会やコンクールに参加することで、同じ志を持って頑張っている他校の仲間と出会えることは大変励みになります。人との出会いを大切に、これからも充実した紙面づくりを心掛けていきたいと思っています。

■来たれ、新入局員

 第一に、経験は全く問わないということが言えます。現在の局員も全員が初心者でした。技術もカメラの使い方も、先輩が教えてくれるので大丈夫です。第二に、新聞をつくるということは、人と出会うことであり、誰かの思いや考えを知ることであり、「正義や真実とは何か」を問うことであり、あらゆることに関心をもつことに繋がります。
 あなたの将来にとってかけがえのない経験となるでしょう。

■「北海高校新聞」縮刷版を頒布しています
 
 北海高校は2005年に創立100周年を迎えました。それを記念して「北海高校新聞」縮刷版が発刊されています。この縮刷版には、1948年に創刊された「北海高校新聞」第1号から2005年7月に発行された143号まで、号外を含めた全ての新聞が収録されています。その時々の北海高校の出来事や、生徒たちの生き生きとした姿が網羅されています。是非、北海高校の在校生や父母・卒業生の皆さんに読んでいただきたいと思っています。
 1冊3500円で販売していますので、お買い求め下さい。
 
 お問い合わせは、北海高校・新聞局(淺井)まで
         ℡011‐841-1161