部活動紹介

コンクールなどで高い評価!
活動を通して友情と人間性を育もう。

弁論部

文化部
顧問 渡邉 雅利
部長 遠藤 真生
副部長 久野 すずり
部員数 部員数 7名(3年4名 2年3名)

□ 顧問挨拶

 2020年は、弁論部創部115年にあたる。歴史を紐解けば弁論の変遷を知ることができるが、そもそも弁論の原点は、一般的なイメージと違わず「政治演説」であり、古代ギリシアにおいて弁論術を巧みに駆使し民衆を説得して権力を獲得するという民主主義の原型が形成され今に至るという経緯は、弁論する者として理解しておくべきことだろう。

 私自身は民主主義が政治参加それ自体を目的とするものだとは思わないし、弁論部に関わったからといって政治的決定に積極的に参加せよと言いたいわけでもない。民主主義はこの時代だからこそ成立した虚高ナあり、歴史的必然性によって変容することがあることを認めなければならない。とはいえ、その原点に関与する弁論を学ぶ者は、この社会に民主主義がある限り、ローカルな現場感覚を持ちつつ、培った迫ヘを活かしてもらいたいと思う。この国が民主制ならば、日常においても多様な利益の調整と妥協の手段として民主的手続が用いることができるはずである。家族・恋人・友人などの親密圏といった身近な範囲で、弁論を活かすべきなのではないだろうか。





□ 弁論の心得

* 弁論は心であり行動である
 人の前で話すときは、感謝の気持ちと自分の話を聴いてくださいと言う気持ちを忘れないことである。
この二つの気持ちは、自然に聴衆に伝わり、聴衆の心を動かし行動へと結びついていくのである。
* 物事には最善の努力をせよ
 学習と両立するように計画を立て、論題に対して充分に自分の考えを練って原稿を作り、人前で話すからには「この原稿で、この聴衆に話するのは、この一度限りである」と言う気持ちでベストを尽くすことである。
* 個性にマッチした技術を身につけよ
 自分の言いたいことを相手に上手に伝えられないことは不幸である。相手の魂をゆさぶる弁論をするには、長い時間をかけて準備し、練習する以外にない。弁論は単なる「ことば」のキャッチボールではなく、「こころ」のキャッチボールでなければならない。
* 君はいつも全校生に見られている
 自分の行動には責任をもち、有言実行の人間になってほしい。良いこと悪いことの判断ができ、率先垂範して実践する人になってほしい。
* 思いやりのある人間であれ
 弁論はうまいが、心の冷たい人だと言われないような人、人の心、いたみが我が心のいたみとしてわかる人であってほしい。





□ 令和元年度の活動報告

  8月 第43回全国高等学校総合文化祭弁論部門 第65回文部科学大臣旗全国高等学校弁論大会に桜井柚子が出場。


 
  9月 令和元年度石狩支部高等学校弁論大会 兼 第64回北海道高等学校文化連盟全道弁論大会石狩支部大会大会に遠藤真生、久野すずり、上田礼芽が出場。
     
     課題の部  優秀賞  遠藤真生
            
     自由の部  優秀賞  久野すずり 
           優良賞  上田礼芽   
     
  
 10月 第63回北海道高等学校文化連盟全道弁論大会に遠藤真生、久野すずり、上田礼芽、小柳果鈴が出場。
     
     課題の部  優良賞  遠藤真生
     自由の部  優良賞  久野すずり 
           
 12月 第58回福沢諭吉記念祭全国高等学校弁論大会に河村萌莉が出場。

           優秀賞  河村萌莉


  1月  第33回「北方領土を考える」高校生弁論大会に本間朱音が出場。
  
  2月  第23回札幌グリーンライオンズ主催青少年意見発表大会に内山萌夏、松尾海南が出場 
     
           優良賞  松尾海南
           特別賞  内山萌夏





●主な大会の実績  北海弁論部は全国レベルで活動しています。

「全国高校総合文化祭弁論部門 文部科学大臣旗全国高等学校弁論大会」
平成12年  渡辺裕美が出場、文化庁長官賞受賞。
平成13年  小場聡美が出場。
平成15年  永田麻里絵が出場。
平成16年  横山友姫が出場し、優秀賞を受賞。
平成17年  小野寺直人が出場し、優良賞受賞。
平成19年  戸田智美が出場。
平成20年  村山勇暉が出場し、優秀賞を受賞。
平成26年  松本瑞季が出場し、優秀賞を受賞。
平成27年  中西拓馬が出場。
平成28年  中川梨花が出場し、最優秀賞を受賞。
令和元年  桜井柚子が出場。



「文部科学大臣杯全国青年弁論大会」
平成13年  島涼子が出場、優秀賞受賞。
平成14年  小場聡美が出場、優秀賞受賞。         
平成16年  横山由姫が出場、優秀賞受賞。
平成17年  川口いずみが出場、優秀賞を受賞
平成18年  松本奈津美が出場、最優秀賞受賞。
平成19年  戸田智美が出場、優秀賞受賞
平成20年  村山勇暉が出場し、優良賞を受賞。
※ 一般の部にOG戸田智美(北星学園大学)が参加。最優秀賞と文部科学大臣賞を受賞。
平成21年
※ 一般の部にOG内藤泰葉(北海学園大学)が参加。最優秀賞を受賞。
平成22年  林川祥子が出場し、優良賞を受賞。
平成23年  林川祥子が出場し、優良賞を受賞。 
※ 一般の部にOB村山勇暉(立命館大学)が参加。最優秀賞を受賞。
平成24年  山田祐也が出場し、優秀賞を受賞。 
※ 一般の部にOB村山勇暉(立命館大学)が参加。文部科学大臣杯最優秀賞を受賞。
平成28年  澤田真衣が出場し、優良賞を受賞。
※ 一般の部にOB山田祐也(北海学園大学)が参加。優良賞を受賞。
平成29年  澤田真衣が出場。
平成30年  立石百萌が出場。
令和元年  遠藤真生が出場。


「高文連全道大会」
平成13年 課題の部  小場聡美が最優秀賞、島涼子が優秀賞を受賞。
自由の部  渡辺裕美が最優秀賞、三部綾香が優良賞を受賞。
平成14年 課題の部  島涼子、勝井哲平が優良賞受賞。
自由の部  永田麻里絵が優良賞、小場聡美が最優秀賞受賞。      
平成15年 課題の部  横山友姫が最優秀賞を受賞。
平成16年 課題の部  小野寺直人が最優秀賞を受賞、川口いずみが優秀賞受賞。
自由の部  横山由姫が最優秀賞を受賞。
平成17年 課題の部  川口いずみが最優秀賞を受賞。
自由の部  戸田智美が優良賞受賞。
平成18年 課題の部  松本奈津美が最優秀賞を受賞、戸田智美が優良賞受賞。
平成19年 課題の部  戸田智美が優秀賞を受賞。
自由の部  内藤泰葉が優良賞を受賞。
平成20年 課題の部  小林茉由が優良賞を受賞。
自由の部  村山勇暉が優秀賞を受賞。
平成22年 課題の部  30戸田美紀が優良賞を受賞。
自由の部  林川祥子が優良賞を受賞。 
平成23年 課題の部  林川祥子が優秀賞を受賞。 
平成24年 課題の部  山田祐也が優秀賞を受賞。  
自由の部  古舘直澄が優秀賞を受賞。  
平成25年 自由の部  松本瑞季が優良賞を受賞。
平成26年 課題の部  中川梨花が優秀賞を受賞。中村綾花が優良賞を受賞。自由の部 中西拓馬が優秀賞を受賞。山田有祐美が優良賞を受賞。
平成27年 課題の部  中川梨花が最優秀賞を受賞。自由の部 木原 駿、澤田真衣が優良賞を受賞。
平成28年 課題の部  澤田真衣が最優秀賞を受賞。自由の部 木原海理が最優秀賞を受賞。
平成29年 課題の部 桜井柚子が優良賞を受賞。自由の部 澤田真衣が優良賞を受賞。
平成30年 課題の部 桜井柚子が最優秀賞を受賞。自由の部 立石百萌が優良賞を受賞。
令和元年 課題の部 遠藤真生が優良賞を受賞。自由の部 久野すずりが優良賞を受賞。 



「内閣総理大臣賞椎尾弁匡記念杯全国高等学校弁論大会」
平成17年 川口いずみが出場、全国優勝。

「福沢諭吉記念祭全国高等学校弁論大会」
平成23年 林川祥子が優秀賞を受賞。
平成25年 佐藤沙也加が優秀賞を受賞。 
平成30年 上田礼芽が優秀賞を受賞。
令和元年 河村萌莉が優秀賞を受賞。