【講話】夏休み明け校長講話
2026-08-20校長先生から
皆さん、おはようございます。
今日から学校が再開します。今朝、久しぶりに皆さんと元気に挨拶をすることができて、とても嬉しく思っています。今日からまたさらに充実した学校生活が送れるよう一緒に頑張っていきましょう。
さて、この夏休み、皆さんはどのような時間を過ごしたでしょうか。勉強に励んだ人、部活動に打ち込んだ人、家族との時間を大切にした人、それぞれの時間があったかと思います。中には、当初立てた目標と比較して、「もう少しできたんじゃないか」と感じている人がいるかもしれません。しかし、大切なのは過去ではありません。今日からまたどのような一歩を踏み出すか。これが大切です。
私は、年度の初めから3年生の姿を見てきました。これは特別な意味ではありません。毎年、その年の3年生が、入学以来どのように成長し、高校3年間の集大成となるこの時期を、どのように過ごしているのかということを、私は最も気に留めています。
今年の3年生は、例年以上に朝早く登校し、静かな校舎で自学自習に取り組む生徒が多くいるなと感じていました。そして夏休み中もその習慣を途切れさせることなく、自分自身と向き合っている姿を本当に数多く見てくました。もちろん、最初は誰かの声掛けや、何かのきっかけがあったのかもしれませんが、今は違います。自分の将来を見据え、自分で時間をつくり、自分で一日の過ごし方を考え、自ら学び続けている。そういう生徒が増えてきている。私は、そう思いならが3年生の姿を見ています。
一方で、この夏まで部活動に全力を注いできた3年生もいます。競技に打ち込んできた皆さんは、北海生らしく、最後の一瞬まで仲間とともに戦い抜いてくれました。実際、インターハイなどの大会で素晴らしい成果や新たな発見を得た部、選手がおります。そこでの経験、そして味わった達成感、悔しさは、きっとこれからの人生の大きな財産になることでしょう。一区切りをつけた3年生には、次は受験という新たな目標に向けて、自信を持って歩み始めてほしいと思います。
ここまでの話で、私が最も評価したいのは、朝早く登校したことや、部活動を最後まで続けたこと、その行動そのものではありません。本当に評価したいのは、その背景にある姿勢です。
自分で目標を定めること。 自分に必要なことを考えること。 そして、そのために時間をどう使うかを決め、行動すること。つまり、自分の学びを、自分自身で設計するということです。Sクラスや特進クラスの生徒に当てはめるなら、日常的に取り組んでいる「セルフラーニング」そのものです。AIが急速に発達するいまの時代だからこそ、人に求められるのは、知識の量だけではありません。何を学ぶべきか。どんな課題に向き合うべきか。どんな未来を目指すのか。自分で問いを立て、自分で考え、自分で行動する力を養わなければなりません。だから皆さんには、「教えてもらう人」ではなく、「自分で学びをつくる人、獲得できる人」になってほしいと、先生方全員が願っています。
3年生の皆さん。これからの努力は、自分自身の未来をつくるだけではありません。朝早く学ぶ姿、放課後も努力を続ける姿、最後まで挑戦し続ける姿は、必ず後輩たちの心にも響くものです。1・2年生の皆さんも、ぜひ先輩たちの姿から学んでください。高校生活は、思っている以上にあっという間です。「まだ先のこと」と思わず、今日からできることを、まずは一つ始めてほしいと思います。人は、言葉よりも姿に心を動かされます。一人の本気が周りを変え、その積み重ねが学校の文化をつくっていきます。ぜひ、その当事者になってください。それが北海生の姿であると自覚してもらいたいです。
今日は、最後に一つの言葉を紹介します。「未来を予測する最も良い方法は、それを創り出すことである。」これは経営学者として有名なピーター・ドラッカーの言葉です。この言葉の意味は「未来は待つものではない」ということだと私は思っています。皆さんの今日の学び、今日の努力、今日の選択。その一つ一つが、自分の未来をつくります。私たちにとって「人生の本番は、常にこれから」です。自分の可能性を信じ、自分で考え、自分で挑戦する。そんな皆さんの姿を、今日からの学校生活でたくさん見られることを楽しみにしています。皆さん一人一人の今日の一歩が、北海高校の新しい歴史をつくっていくことにも期待して、今日の話を終わります。








































