【進路指導部】幼稚園保育ボランティア体験
2025-11-13お知らせ
本日は、2年生17名で、西野第2さくら幼稚園に行き園児たちとの交流や先生方から現在の幼児教育環境についてのお話をいただきました。体験から学びへ、これからの進路選択や考え方の構築、課題へのアプローチなど深く今後の学習に発展的な結びつくきを得ることができました。
以下、参加生徒の感想です。
この園では子どもたちの主体性を大切にする自由選択活動に重きが置かれてきました。いろんな部屋でそれぞれがやりたい遊びや活動をしている姿はとても新鮮でした。幼児は放っておくと危ないというイメージしかありませんでしたが、自分のやりたいことに熱中する集中力のおかげか、暴れ回ったり、危ない行動をしていることは少なく、同じ遊びをしている子同士で協調しながら和気あいあいと遊んで(活動して)いてとても驚きました。
ホールでドッチボールをした時は、事前のアドバイス通り手加減なしでやってみましたが、「高校生、なんか弱くない?」と煽られてしまうほどみんな上手でした。年長さんとじゃんけん列車をした時は、勝って喜ぶ子や負けたことが悔しく、「もう1回!」とせがんでくる子など、みんなが熱中してくれてとても嬉しかったです。
他にも、教室で折り紙をしたり、昨日作った作品を見せてくれたりしましたが、中には裁縫の練習(穴が開けてある紙に糸を縫う)をしていた子がおり、器用に針を動かして縫っているのを見て感動しました。
また、この幼稚園は、3歳から6歳までの様々な年齢の子が縦割りでクラスが設定されていて、能力差や年齢差があるにも関わらず、仲良く遊び、お喋りし、協力してお昼の準備や片付けをしている姿を見て子供のコミュニケーション能力の高さや協調性に驚きました。
時代の変化もあると思いますが、決まった遊びではなく、「自由な遊び」というものは私は経験がないためとても羨ましく思いましたし、最近重要視されてる主体性を日々の遊びの中で培っていける環境はとても良いなと思いました。
振り返りの時間には現場の先生方から、幼児教育論が進歩している一方で、未だに男性教諭の少なさはあまり改善されていないというお話を聞きました。デリケートな問題も多いため一朝一夕で解決することではないですが、いつか性別に関わらずいろんな先生が子どもたちの関われるようになればいいなと思います。
今回の体験を通して、子供との関わり方や教育に関わることを志す身としてどのような能力が必要とされているのか、またそれを培うためにどう工夫しこれから高校生活を送っていくべきかなど、多くのことを学ぶことができ、とても良い経験になりました。






受け入れていただいた西野第2さくら幼稚園のみさなまありがとうございました。
これからさらなる学びを深めて、「教育」に携わっていく心を磨きたいと思います。












