【学校行事】 新入生歓迎会
2023-04-14お知らせ
本日5・6時間目に生徒会主催による「新入生歓迎会」が行われました。吹奏楽による演奏を皮切りに大いに盛り上がり、各部活動のビデオ紹介や実演も熱心に見ていました。はやく学校生活に慣れ、部活動でも活躍の場を広げてほしいと思います。放課後は興味のある部活動に体験や話を聞きに行くことになっています。
2023-04-14お知らせ
本日5・6時間目に生徒会主催による「新入生歓迎会」が行われました。吹奏楽による演奏を皮切りに大いに盛り上がり、各部活動のビデオ紹介や実演も熱心に見ていました。はやく学校生活に慣れ、部活動でも活躍の場を広げてほしいと思います。放課後は興味のある部活動に体験や話を聞きに行くことになっています。
2023-04-13お知らせ
本日1時間目に全校生徒を対象として交通安全講話が行われました。札幌市市民文化局交通安全担当課 大和純一 様から、「絶対に忘れないで欲しいこと」として、交通ルールや自転車事故、責任と義務についてお話いただきました。自分の命を守ること、家族の為にも元気に登校し下校することなどを再確認しました。
自転車通学が始まります。安全に十分気をつけて利用をお願いします。
2023-04-09お知らせ
本日午後、令和5年度入学式を挙行いたしました。396名の新入生を迎え、校長式辞、PTA会長祝辞、生徒会長歓迎の言葉、校歌紹介を行い、その後各教室で連絡事項を伝えられました。
2023-04-09校長先生から
日ざしが心地よいさわやかな季節となりました。本日この佳き日にPTA会長・島崎圭介様のご臨席を賜り、また、多数の保護者の皆様が見守る中、北海高等学校令和5年度の入学式を挙行できますことは、私たち教職員にとりまして大きな慶びであります。
396名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。私たち教職員、そして皆さんの先輩となる2年生・3年生も皆さんの入学を心より歓迎しております。
北海高校は、1885年(明治18年)の創立以来、今日まで137年の歴史を刻んでまいりました。明治から令和とそれぞれの時代の中に刻印されたかけがえのない青春の軌跡こそ北海高校の歴史に他なりません。今またその歴史に、新たな1ページが加えられることを心から嬉しく思います。
北海高校は、人間教育をベースに「文武両道の実現」をめざしている学校です。それぞれの生徒が、互いの個性を認め合い、励ましあいながら切磋琢磨するという校風を北海生自らが築き上げてきました。それが本校の教育的伝統として今日に受け継がれています。新入生の皆さんもこの北海高校を青春の舞台として、自分を磨き、輝かせ、自律した若者として成長されることを心から願っております。
さて、近年「異文化理解力」の必要性が強く求められております。異文化理解力とは、国や年齢、性別など、様々な違いの中で生きている私たちが、その違いを意識して、誰が相手でも、どんな環境でも相手に合わせた振る舞いをすることのできるスキルです。現代はSNSの普及により、情報がリアルタイムで世界中に伝わるようになりました。リアルな接点がなくても、海外の情報や人の考えに触れる機会が増え、今後は益々異文化理解力の重要性が高まっていくことは間違いありません。皆さんが生きていくこれからの社会は、未だ終息したとは言い難い新型コロナウイルスをはじめ、少子高齢化、自然災害、更には平和を普遍的なものとして存在させていくための紛争解決など、課題が山積しています。今はまだ、これらと直接的な関りを持つことは難しいことですが、多くの視点からものごとを観る眼と論理的思考力を持って多くの人と協働していける力を養うことで、社会的課題を解決する糸口を見つけて豊かな社会を創造できる人材となり得ます。皆さんにとって、この北海高校での3年間はその基礎を創るための極めて大切な場所であり、時間となることでしょう。
新入生の皆さんが北海生としてスタートするにあたり、心得てもらいたいことを3点お話ししたいと思います。
まず一つ目は、本校の建学の精神である「質実剛健・百折不撓」への理解についてです。「質実剛健」とは、うわべを飾ることなく誠実であり、心身ともに強くたくましいという意味です。「質実」であることは信頼される人間であるための基礎となるものです。「剛健」であることは自分らしく生きるということです。また、「百折不撓」の意味は、失敗しないことや挫折しないことではなく、失敗しても挫折しても、決してそれにくじけないことにあります。北海生は、在学中はもちろん卒業してからもこの言葉を大切にし、人生の糧としています。皆さんも自分らしい生き方について深く考え、定めた目標に邁進してもらいたいと思います。
二つ目は、「良い習慣を身につける」ということです。ここでいう習慣とは基本的生活習慣はもとより、誰からも清々しい気持ちを持たれ、信頼を得ることのできる挨拶の習慣や、自分の視野を拡げ内面を磨くための読書の習慣などです。学業と諸活動を両立させる上で、自分が目標とするものに相応しい習慣が確立できれば、進路を明確にし心身も充実します。また、学習に対しても、単に知識を増やす努力ではなく、その知識を活用させることの大切さと喜びを実感できるようになります。
三つ目は、「新たな自分への挑戦」についてです。皆さんには、まだ自分でも気づいていない素晴らしい才能が必ずあります。自分の良さ、新たな才能を発見するためには、積極的に自分と向き合うことが何よりも大切です。北海高校には生徒によって築き上げられた伝統的な自治活動と個性に磨きをかけ、深い絆を創っていくことのできる人間教育の基盤とその環境が整っています。日常の学習に加え生徒会活動や部活動などで新たな自分を発見し、そこで得た人間力を今後の成長にぜひ活かしてもらいたいと思っています。私たち教職員は、皆さんが主体的に挑戦されることに精一杯サポートし、皆さんと共に学び歩んでいきたいと、いま思いを新たにしております。
結びとなりましたが、保護者の皆様にはお子様の教育を本校に託していただき心よりお礼を申し上げます。ご期待にそえるよう教職員一同力を尽くして、日々の教育に取り組んでまいります。今日から始まる北海高校での三年間の生活が、新入生の皆さんにとって人生の確かな土台となることを心から祈念し、以上、式辞といたします。
令和5年4月9日 北海高等学校長 秋山 秀司
2023-04-09校長先生から
いよいよ新年度のはじまりです。心機一転、自分をより良くできるチャンスであると考えて下さい。今の皆さんは、これまでの全て、その結果に他なりませんが、これからの努力で、必ずそれに見合うものにすることができます。皆さんが比較するのは、過去の自分であり他者ではありません。自分の良い点を伸ばし、その実感を積み上げていくことを大切にして下さい。目標の実現には、一人ひとりかかる時間も違いますが、何よりも重要なのは、諦めない気持ち。北海スピリッツです。
一方、他者との関係性については、たとえ相手が誰であっても、そこから自分にはない良さを発見したり、何か心が動く時は、その相手をリスペクトする気持ちを持って学び、積極的に吸収していって下さい。相手とは、人だけではありません。目に見えるもの全てからです。その考えと行動は、必ず皆さんの人間力を鍛えていくことになると思います。
さて、3年生の皆さんは、いよいよ大学入試の年を迎えました。日々の重みが、これまでとは違った感覚になってくると思います。学業ともう一つ、達成感を得るためには、よりメリハリのある生活が必要です。皆さんの目の前にある壁を、それぞれが乗り越えられるよう、皆さん自身が主体となって学年を盛り上げ一致団結させて下さい。それぞれの目標が達成されることを心から祈り、私たちも支援していきます。
そして、2年生の皆さんは、勉強の他、学校行事、クラブ活動など全てにおいて中心的役割を担う学年です。また、北海生としての自覚をもっとも膨らませる時期でもあります。今一度、自分を律することを大きなテーマとして、日々の学校生活、家庭における自学自習の習慣など、適切な時間の使い方を早期に定着させて下さい。その基本が、あらゆるものの可能性を高めます。文武両道は簡単なものではありませんが、であるからこそ「百折不撓」であることを、しっかり意識して下さい。
今日の話に関連する言葉を紹介したいと思います。「明珠在掌」(みょうじゅ・たなごころにあり)
これは、大乗仏教の金剛経というものの中に記されている言葉です。「明珠とは本当に大切なもの、その大切なものは自分の手のひらの中にある」という意味です。「人は理想とか成功を求めて、色々なものに頼ったり、求めたりすることが多いけれど、探している本当に大切なものは、実は自分の中に持っているものだ」という教えです。言い換えるなら、「私たち人間は、もともと価値のあるもの、例えば個性や才能など本当はたくさん持っているのに、そのことに気づかずに人の能力をうらやましく思ったり、自分の良さを見失って嘆いてはならない」ということなのだと思います。
つまり、外見ばかりを気にするのではなく、自分の内側にある貴重なものに気づいて、やるべきことに丁寧に取り組む。これは、北海高校の建学の精神である「質実剛健」の意味にも共通するものではないでしょうか。
また、個性や才能も磨かれなければ、自分の手の中に溢れるものにはならないと思います。しかし、実際に磨くのは個性や才能でしょうか。私は、個性や才能を伸ばすのには、「感性」や「知性」「品性」といった要素に対して磨きをかけるべきではないかと思っています。「感性」とは、人の優しさ、ものの美しさを感じる心です。「知性」とは、大きく捉えると、宇宙の構造というか、自然・生命・倫理観や社会の構造などを網羅する、いわば教養です。そして「品性」とは、自己中心的ではなく、周りへの感謝と謙虚さを持つことだと思います。「感性」「知性」「品性」これらの要素を磨き高めていくことこそが、結果として皆さんの個性や長所、人間性を伸ばしていくことに繋がるのだろう思います。
明珠は、私たちの誰もが持っている宝石のようなものであり、日々の生活の中で、その存在を意識して努力していきたいものです。自分が伸ばしたいものを明確にして、新年度のスタートをきりましょう。
2023-04-09お知らせ
本日、令和5年度の始業式が行われました。2・3学年が体育館に集い、校長先生からのお話、新任の嘱託教諭の紹介、生活指導部長からのお話、そして最後に春休み中に全国大会に出場した柔道部と新体操部からの報告がありました。